子供たちは悪くない


 身よりのない子供たちの施設に彼女が働いている。そして、彼女は不規則な生活をしてる。交代で夜間勤務があるからだ。賃金は都市のOLよりはいいのだろうか。彼女本人は孤児や子供たちへの為に働いているらしい。社会に貢献をし、毎日の24時間は充実している。
彼女の結婚相手がここにいる。彼も工事現場で汗を流し働いている。朝から夜遅くまで。土曜日も休日も関係無しに走っている。帰れない日もあるという。「今度、結婚するんですけど、彼女には仕事を辞めて欲しい」と言う。彼は彼女の、子供たちへの優しさに惚れたらしい。これでいいんだろうか。
 まず、彼女が雇われている施設は利益を出しているだろう。そして、事業主、又は株主、経営者の内、何人が夜間の勤務をしているのだろう。誰のために働いているんだろうか。子供たちのためか、経営者のためか、彼女自身のためか。
これを、ここいいる彼は「子供たちのためですよ」と。
 二人には「おめでとう」と言いたい。いい夫婦になれるでしょう。社会を知らない負けるが勝ちの気持ちで生きていくんですね。
 ちなみに親のいない子供たち、身よりのない孤児たち、「子供たちには責任はない」そうだろうか。子供であれ人間だ。幼児から小学生そして中学、高校と成長していく。施設では我々の税金で保護される。そのお金でテレビを見る、漫画を買う、エロ雑誌も。そして、いずれは性教育となるのか、ラブホテルへのお金にも使われる。これを関係者は社会勉強という。これが現実だ。
 お金には色はない。しかし、税金の使い道には色がある。これらの子供たちは将来、幸せな生活をし自立するためには有効に税金を使ってほしい。子供たちにも責任を感じて欲しい。なぜ親が世帯主がいないのに小遣いがあり生活できるのか。自分たちは悪くない捨てた親が悪い、亡くなってしまったから、ハンデがあるんです。そうではない、ハンデがあっても生きていけるこの社会に感謝し還元してチャラだ。ちなみに北朝鮮なんかだとすでに餓死だ。
 今の日本は、甘い。生活保護であれ、母子手当であれ、障害者年金であれ、個人情報が守られており。いくら貰っているのかも誰が貰ってるのかも普通に生活をしているのであれば全くわからないようにする。ぞして、税金を免除されている。「私たち、非課税世帯です」堂々と声をだすな。納税は労働者の義務だ。
 誰もがで自立できる社会、これが理想だ。100%、つまり全員は労働出来ない。当たり前だろう。少しでも自立できる人が増えてほしい。
(ちなみに今日は郵政を旗印にした選挙だった。投票はもちろん私の嫌いな、公明党民主党社民党へは絶対に票はあげません)