アルカイダは諜報機関の作りもの?


久々に更新、しました。

田中宇の国際ニュース解説
メルマガを見てたら面白い記事がありました。
アルカイダ諜報機関の作りもの」?って感じの
メールがきてたんで久々に田中宇さんのHPへ進入してしまいました。
やはり、アメリカの陰謀なんでしょうな。確率は80パーセント以上だな。
アルカイダという組織は存在せず、テロ戦争を永続させるために諜報機関が行っ
ている作戦の名前であるとの見方は正しいね。
関心。

 トルコ南部の地中海岸の港町アンタルヤは、地中海を航行するクルーザーが
多く寄港する観光地である。最近、この町の港の近くの家で火事が発生し、警
察が火事の原因を調べてみると、家の中から750キログラムもの爆弾が見つ
かった。
http://www.chicagotribune.com/news/nationworld/chi-0508120158aug12,1,5394592.story


 この事件でトルコ当局は、ルアイ・サクラ(Lu'ai Sakra)というシリア人
の男を逮捕し、尋問した。するとサクラは、自分はアルカイダの幹部で、アン
タルヤに入港するイスラエル人のクルーザーに爆弾を積んだ小船を突っ込ませ
て爆破テロを行う計画だったと自白した。そればかりでなく、昨年11月にト
ルコのイスタンブールでイギリス系銀行やユダヤ教の礼拝所が爆破された同時
多発テロ事件に関与したほか、911事件にも実行犯たちにパスポートを用意
するなど関与したことも明らかにした。


 サクラは「アルカイダで5番目に重要な人物」として報じられたが、彼はト
ルコの警察当局をもっと驚かせる別の話も明かした。それは、彼がこれまでに
アメリカのCIAに2度拘束され、その際、エージェント(情報提供者、攪乱
係、敵として働く人など)としてCIAのために働かないかと持ち掛けられて
了承し、多額の活動資金ももらっていたという話だった。


 この件を報じたトルコの大手紙「ザマン」によると、CIAは2000年に
トルコの諜報機関(MIT)に対し、サクラを捕まえてくれと連絡したが、
MITも捕まえたサクラに対し、エージェントになるよう要請し、再び自由の
身にしてやった。このほかサクラは、母国シリアの諜報機関(ムハバラート)
からも、エージェントになれと要請され、アメリカ、トルコ、シリアという3
つの国の諜報機関に情報を流す「三重スパイ」として機能していた。
http://www.zaman.com/?bl=national&alt=&trh=20050815&hn=22982


 トルコ警察の担当者は、アルカイダの幹部を尋問するのが初めてだったので
面食らったが、当局の内部で情報をすりあわせてみると、アルカイダの幹部が
アメリカなどの諜報機関のエージェントでもあるという話は、よくあることだ
と分かった。


 トルコのテロ専門家はザマン紙に対し「アルカイダという名前の組織は存在
しない。アルカイダとは、テロ戦争を永続できる状況を作ることを目的として
CIAなどの諜報機関が行っている作戦の名前である」「テロ戦争の目的は、
常に低強度の危機が持続している状態を作ることで(アメリカが世界から頼ら
れる)単独覇権体制を維持することにある」と述べている。